　ドイツ・マイセンの再登場です。その中でも代表作スキャッタードフラワーシリーズをご紹介します。どこかで一度は目にしたことがあるという方も少なくないと思います。そのくらい人気のあるシリーズ作品です。

　1730年頃草案とされるこの作品シリーズは、銅版画や木版画を元に描かれたフラワーをちりばめている作品ですが、この小花はペインターさんが決めて描いていると言われています。独特なシェイプライン、白磁のに緩やかに波打つ金の縁取り、一品一品に職人さんの手作りの技の粋を感じますね。

　スキャッタードフラワーシリーズは、白磁に小花が描かれたベーシックモデルと、白磁に小花とレリーフの装飾が施されたラグジュアリーモデルが存在します。それを「Neubrandenstein～ノイ・ブランデンシュタイン」シリーズと言います。

　ベーシックは全体的にシンプルでいて、柔らかなラインに可憐な小花のイメージを持ちます、ラグジュアリーモデルとされるノイ・ブランデンシュタインは華やかさがあります。　使う人の年齢・個性を問わず日常使いできる作品を、シリーズで各種揃えても飽きることなく、長くお使いいただけます。どなたへのお祝いにも喜ばれるでしょう。気持ちをリセットしたい時、このカップで穏やかなティータイムをお過ごしください。

2022.09