マリアテレジアの愛したグリーン
今回はアウガルディン・マリアテレジアシリーズのコーヒーカップとソーサーについてお話します。白地にグリーンの愛らしい花が描かれたマリアテレジアという作品は、オーストリアの窯アウガルディンで焼き上げられました。(※アウガルディンはハプスブルク皇家専属の窯元)これを目にした女帝マリアテレジアは、グリーンカラーをとても気に入って、自らの名前をこの作品に命名したというエピソードがあります。
マリアテレジアは誰もが知る、フランスの最期の王妃マリーアントワネットのお母様ですよね。子沢山で、王として政治も行うキャリアウーマンだったマリアテレジア。このカップで飲むお茶は特別なひと時だったのかもしれませんね。
テーブル写真は、マリアテレジアとマイセンの"波の戯れ"というシリーズです。写真ではチャージプレート(一番したの大きなお皿)として、コーディネイトしています。さざ波がレリーフのモダンなデザインの”波の戯れ”のように、自然の造形をモチーフにしているマイセンの作品は数多くあります。上のお皿はマイセンの双剣シリーズ。剣マークのコレクションで、ちょっとクールな感じもあり素敵です。
マイセン300年の歴史を象徴する、"剣マーク"ブランドの創立者・アウグスト強王の紋章からとられた、二本の剣が交わる高貴なデザインの作品です。マイセンの作品は年々希少になってきています。この機会にアリスで本物を手にしてみてください。
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